サーモスタットは壊れ始めた

好きになるのは怖い。嫌われるのはもっと怖い。

気の無いふりをする事が、どんなに辛いことなのかあなたは知らない

嘘をつくしかない思いなので、寂しさだけが育っています。

君からの電話を待ってない事を証明する為に電源を切る夜

人の不幸を願わせるような恋に、幸せは望めない。

いつも最後の一口をくれるあなたを好きにならずにいるのは大変です。

あばたがえくぼに変わるなら、えくぼもあばたに変わります。

「会いたい」の4文字の送信が許されない夜。

春が来ても、サクラが咲いても、風が心地よくても、隣にあなたがいないと意味がない。

よそ見ばかりしていたら、本当に見つけたい物は見つからない。

貸借対照表のように、きっちり精算できる思いなら楽ですね。

恋をしろと言われても、とっくにあなたに恋してる。

恋はするものじゃなくて落ちるものなら、怪我するのが当然。深いものなら特に。

君には関係ないって、嫌いと言われるより傷付く。

あなたの幸せを願う私も本当で、あなたにはずっと一人でいて欲しい私も本当。

もう泣くなっていうから、泣きたくなるんです。

思い出すのは、顔でも体でもなく、私の名前を呼ぶ君の声。

言葉が気持ちを100%伝えられないのは、その方が安全だからです。

幸福になりたいというアナタの欲求は、大変正しいものなのでしょう。

失ってしまったものを悔やむ事と、手に入らなかったものを嘆く事のどちらが滑稽?

絶対なんて、絶対に有り得ない。

人を好きになると、どうして嫌な自分になるんだろう。

クシャミするタイミングがシンクロしてきた。風邪をひくのも悪くない。

痛み止めを飲むように私に電話するアナタには、つける薬はありません。

私の嘘を信じたふりするのがあなたの嘘。

大切なものを持っているのに、どうしてそれ以上のものを欲しがるの?

私が触れなかったあなたの体と、あなたが触れなかった私の心。

手に入れられなかったものを、失った気になって泣く朝。

小さなの感情の行き違いを、世間ではワガママというらしい。

与えては欲しいけれど、押し付けては欲しくない。

永遠の残像を追いかけても、永遠に追いつけない。

貴方の携帯は赤い色、それを今日知った。貴方と私の距離はそれぐらい遠い。

どうかしてるって言われるほど、あなたと同化したい。

その視線の意味を知るのが怖くて、下を向い歩く。あなたはどんな顔をしていましたか?

仕付け糸で綱渡りしているようなもの。

胸が痛むとわかっていながら、心が止まらない。

好き。 嫌い。 なんとも思ってない。 ほんとは好き。

相対的にヒトリ、絶対的にヒトリ。

傷付いたフリをするより、傷付いていないフリをする方が得意。

与えられた役割を演じきる覚悟がないのなら、最初から舞台に上がるべきではない。

泣きたい夜も泣かない癖がついた。

煙草を持つ指が震えているのを、気付かないふりをするのは優しさなのか、狡さなのか。

言葉に意味がないのはわかっていても、私はそれを求めてしまうから、口を閉ざす事にした。

爪を切るみたいに、「想い」もパチンと切れると思っていたの?

何を見ても悲しくなるから眼鏡をはずした。

気付きたくなかった事に気付いて、忘れたいのに忘れられない。

咳をしても一人、どこにいても一人。

鳴ならない携帯、消えない気持ち、言えない言葉。

怪我したら傷口をじっと見る。

気持ちは細胞のように分裂して増殖していく。自分の意思では止められない。

誰にも言えない想いほど、誰かに知って欲しい。

中途半端な優しさは人を傷つける。自分も傷つける。

「元気?」と聞かれたら「元気」と言う。それが望んでる答えでしょ。

例えば、好きな人が工場で働いていたとする。その工場の煙すら愛しく思えたりするのが恋。

いい人でいようと思ってきた。気付いたら、どうでもいい人になっていた。

手に入らない物を望んでしまうのは、何も望まないでいようとするより楽だから。

幸福な夢から覚めた朝の不幸。

好きな人の好きな物を好きになろうとする気持ち。